組織概要
ごあいさつ
令和4年6月に建築基準法と建築物省エネ法の一部を改正する法律が公布されました。この骨子は大きく二点あり、いずれも令和7年4月から施行されます。
一点目は、いわゆる「四号特例」の範囲が縮小され、ほとんどの住宅が特例の対象外となることです。これにより、これまで建築確認・検査時に省略されていたすべての項目が審査の対象となります。当然、確認申請書提出に伴う書類が増えます。特に、構造関係の図面や計算書がどこまで要求されるのか気になるところです。
二点目は、すべての建築物について省エネ基準への適合が義務付けられるということです。特に、これまで適用されなかった小規模な建物についても、一定の省エネ性能が要求されることになり、これに適合しないと確認申請を提出できなくなります。このため、建物ごとにエネルギー計算をし、判定機関に申請して適合通知をもらう必要が出てきます。特に、住宅については仕様基準も示されるようです。当然のことですが、これらの制度変更に伴い、業務量が増大し、また手続きに要する日数も増えるでしょう。さらには建設費への影響も心配されます。
いずれにしても、大変大きな変更であり、移行に当たってはかなりの混乱が心配されます。住宅関連は比較的小規模な事業所が多く、業界に与える影響が大きいと思われます。まだ二年先のことですが、スムーズな移行を祈るばかりです。
令和5年3月
一般社団法人石川県建築士会
会長 照田 繁隆
組織概要
名称 | 一般社団法人石川県建築士会 |
所在地 | 〒921-8036 石川県金沢市弥生2丁目1番23号 TEL 076-244-2241/FAX 076-243-4821 |
目的 | 建築士の品位の保持及びその業務の進歩改善に資するため、建築士に対する建築技術に関する研修並びに社員の指導及び連絡に関する事務を行う(建築士法第22条の4) |
事業 | (1)建築士の業務の進歩改善に関する調査研究及びその促進 (2)建築士の品位の保持及び技術の向上に関する施策 (3)建築士制度の普及宣伝及びその改善に関する施策 (4)建築士の建築技術に関する講演会、講習会、研修会等の実施並びに助成 (5)建築士の登録事務に関する受託事業 (6)官公庁等からの業務受託に関する事業 (7)会員の福利・厚生に関する施策 (8)全各号に関する印刷物の刊行及び頒布 (9)その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
役員名簿
顧問 | 石川県知事 馳 浩 金沢市長 村山 卓 金沢商工会議所会頭 安宅建樹 一般社団法人石川県建設業協会会長 平櫻 保 |
相談役 | 能﨑明夫 |
代表理事(会長) | 照田繁隆 |
理事(副会長) | 石田賢司 畝本秀一 浦 淳 熊田康也 田尻純江 鶴見智厚 内藤眞一 平山孝一 本田正敏 |
専務理事 | 塚田律夫 |
常任理事 | (総務企画)村島聡乃 (広 報)星名 啓 (講 習)稲荷明彦 (事 業)宮本良和 (試 験)中堀 晃 (C P D)宇枝敏夫 (青 年)北川 亮 (女 性)田中宮土理 (まちづくり) 西村忠夫 |
理事 | 金沢支部 内藤眞一 水内 誠 山田純一 石浦裕治 新保嘉堂 永井孝宜 河合明子 加賀支部 角谷範幸 永田万寿実 小松能美支部 石田賢司 亀田 豊 大音師寛人 石川支部 多田哲則 竹村誠二 河北支部 表 守活 北川 睦 羽咋支部 木津雅之 曽根久仁夫 富来支部 奥下建一 寺井 誠 七尾鹿島支部 平山孝一 播摩裕正 輪島支部 谷口 寛 福平幹夫 能登支部 加原武志 皆月 貢 珠洲支部 新田秀逸 木下靖彦 |
監事 | 荒木信浩 地井和裕 |